訪問介護職での悩みと対応策

訪問介護をやっていると、どんな不安や悩みがでてくるんだろう?自分に続けられるか心配。
そんな先の不安を感じている方のために、実際にあった事例と対策をご紹介します。今後の参考になれば幸いです。

【セクハラ】
利用者さまと1対1で対応することも多く、家という外部から遮断された状況です。誰にも見られないため、ボディタッチをしてきたりいきなり抱きついてくる利用者さまもいらっしゃいます。
●介護のためにと、ついつい我慢をしてしまいがちだと思います。しかし、そのままにしていては何も改善しません。毅然とした態度で利用者さまを甘やかさない、ご家族様や事業所へ報告するなど予防・対応策をとりましょう。

【移動が多い・天候不良時が大変】
移動には自転車や原付バイク、車を利用するなど、事業所の方針や環境によって異なります。自転車や原付の場合は天候不良時が大変なこともありますし、車の場合はガソリン代を出してもらえなかったり、交通面のトラブルでいえば、次への訪問先への移動で焦ってしまい事故やスピード違反をしてしまうこともありえます。
●自分に合う通勤手段が選べる事業所を選んだり、ゆとりのある勤務体制を事業所に要請しましょう。

【認知症の方への対応】
認知症の方はヘルパーの顔を覚えていないことも多く、不審者扱いをされることもあります。または、他人が家の中をウロついている、と不安になってしまうことがあるようです。
●慌てず、認知症特有の介護方法を先輩やケアマネージャーからしっかり教わっておく、じっくりと利用者さまを観察し、その時その時で対応策を練って行動をするなどで対処しましょう。

【勤務時間オーバーが気になる】
時間内ギリギリのケアプランであったり、サービス終了時刻目前に利用者さまから仕事を頼まれることもあり、焦ってしまうことがあります。
●仕事を中途半端に終わらせるのは嫌だ、というしっかり者のヘルパーさんがよく陥る悩みです。そういった場合には早めにケアマネージャーに相談し、ケアプランの変更を相談しましょう。

利用者さま一人ひとり価値観が全然違います。自分との相性や業務内容などもありますので、しっかりサポートやフォローをしてくれる職場選びを心掛けましょう。訪問ケアの現場は女性が多いこともあり、セクハラなど女性特有の介護の悩みに対する対策がしっかりしている施設はたくさん存在しています。

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