訪問ケアの仕事内容と特徴
訪問介護の仕事内容は、大きく3つに分かれます。掃除や洗濯などの身の回りの生活援助、食事や入浴等介助の直接利用者の体に触れる身体介護、自宅から車両までの乗降介助があります。そして、いずれのサービスを必要とするかは、利用者又は日常介護を行う同居家族によって異なることから、実際の現場での仕事内容は個々に異なります。
また、例え掃除や入浴介助など同じサービス内容であっても、利用者の状態や状況また性格や生活習慣などによって詳細なニーズが違い、臨機応変な対応及び提供が求められると伴に体力面を含め仕事分量に大小があります。
そして何より訪問介護の最大の特徴は、利用者宅へ直接訪問して1対1でサービスを提供する点にあり、移動が必要である他同僚と共に1つの職場に留まって仕事をするような勤務の場所的・時間的の連続性がないことが挙げられます。その為、訪問介護の仕事では、各自宅間を移動しながら利用者と直接1対1で向き合い、その意向を尊重しつつサービスの内容やその分量を調整することができるのです。求められるサービスには臨機応変な柔軟性がいるものの、訪問介護しとして働く側としては自分の都合にも合わせて仕事ができるメリットを有しています。
特に最近では、介護サービスの雇用形態に、登録による非常勤が多い傾向があります。プライベートとの両立を図りながら選択して仕事ができるということで、子育て主婦の方に人気があります。